芝仏教会　花まつり

本日は、ご納骨の法要の後、遅参ではございましたが
芝仏教会主催の花まつり(お釈迦様のご誕生をお祝いするお祭り)のお手伝いで
愛宕の青松寺様にお伺いいたしました。

折からの好天、多くの参拝者の方が訪れ、
生まれたばかりのお釈迦様の像に甘茶をかけておられました。
お釈迦様がお生まれになった際、空から甘露の雨が降ったという言い伝えから、
このしきたりが生まれたそうです。

甘茶とは、甘草やアマチャヅルを煮出して作られた漢方茶の一種で、
ほのかな天然の甘みがありながら、砂糖不使用なのでゼロカロリーと
女性にもやさしいお茶で、アレルギー症状や美容にも効果があるようです。
「この甘さ、懐かしいわ」とおっしゃるご参拝者の方もしばしばおられました。

芝中学校・高等学校ブラスバンド部による楽しい演奏の後、
観音堂にて大道芸、続いて芝仏教会の多宗派の僧侶によるご法要が行われ、
最後はお稚児さんたちが主役のお練り行列で、私は横断幕を持たせて頂きました。

ご法要に随喜された僧侶の方々の衣が、多くの宗派が入り混じって目にも鮮やかでした。
先ほど演奏してくれたブラスバンド部も先導に立ち、にぎやかで明るいお練り行列となりました。

花まつりはお釈迦様のお生まれを祝うお祭り、転じては子供たちの健やかな成長を願うお祭りです。
本日お参りくださったお子様方、ひいては皆々様のお子様方が恙なくこの一年を過ごされますよう、
心よりご祈念致します。

合掌