聖号十念
雷雨の合間にも初夏の風が吹きぬける昨今、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
本日はワールドカップ最終予選のヨルダン戦、大勝でした。
あまりスポーツには造詣が深くないもので、偶然立ち寄った食事処で観戦する機会に恵まれました。
華々しいプレイの影で、選手の皆さんがどれだけ努力と研鑽を重ねられたのだろうと思うと身が震えます。
また、大差をつけられながらも最後まで戦ったヨルダンチームの方にも敬意を表します。
ヨルダンのゴールキーパーの方はほとんど休む間もなく動き続け、失点の責を最も多く受けながらも檄を飛ばし、
力強くボールを戻し続けていたと思います。
勝負という場面では、勝者の影に必ず敗者が生じます。
世界レベルの舞台に身を投じる方々の勝敗のリスクは愚僧の想像を
絶するものだとお察し申し上げます。
だからこそ、国際的な勝負の場に身を置いて来られた各国代表メンバーに、
たとえ敗者の立場といえども、苦難や批難が少しでも少なきことを、
そして、願わくば本日、日本中から祝福の嵐を受けた日本チームが、
この先のアウェイのオーストラリア戦でも皆様大きなお怪我に見舞われずに、
どうぞつつがなく全力のプレイができますことを
心よりご祈念申し上げます。
合掌


